トランプ米大統領候補、またもクイーンの“伝説のチャンピオン”無断使用についてブライアン・メイが語る

トランプ米大統領候補、またもクイーンの“伝説のチャンピオン”無断使用についてブライアン・メイが語る

先日、米クリーブランドで行われた共和党全国大会で、ドナルド・トランプ米大統領候補が自身の入場曲としてクイーンの“伝説のチャンピオン”をバンド側に無断で使用したことが報じられている。この件についてクイーン側は、ツイッターの公式アカウントに「共和党全国大会で我々の意思に反する無断使用がありました」と投稿している。

トランプ候補は6月にも選挙集会で同曲を使用し、クイーン側から「楽曲の使用を承諾していない」と非難されたばかりだった。クイーンのブライアン・メイは自身のウェブサイトで、「ドナルド・トランプがアメリカのテレビ番組で僕らの“伝説のチャンピオン”をテーマソングとして使用した件について、お便りのページでもいくつか見ることができるけど、たくさんの苦情をもらっています。これはクイーンの公式声明ではないけれど、この曲の使用許可については要請も承諾もされていないことは僕が保証するよ」と語っている。

トランプ候補の楽曲の無断使用については、クイーン以外のアーティストからも非難の声が上がっており、これまでにローリング・ストーンズ、ニール・ヤング、R.E.M.、アデルらの楽曲が無断使用されたことが知られている。

今回の共和党全国大会では、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、パブリック・エネミー、サイプレス・ヒルのメンバーが結成したプロフェッツ・オブ・レイジがゲリラ・ギグを敢行し、トランプ候補を擁立する共和党に対して意義を唱えた。メンバーのトム・モレロは大会前、「大会に来る野郎共に、奴らのでたらめにはもううんざりだってことを知らせてやるんだ」と語っている。ライブでは、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの楽曲やビースティ・ボーイズの“No Sleep 'til Brooklyn”のカバーが披露された。 
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