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    【完全レポ】宇宙まお、テスラは泣かない。とGOOD BYE APRIL招いた自主企画スリーマン開催!

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    宇宙まおが、自主企画ライブ「宇宙ツアーズvol.6 & 7 -真冬の真剣勝負-」を東京、大阪で開催した。RO69では12月12日に渋谷TSUTAYA O-nestで行われた東京公演の模様をロングレポートでお届けする。

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    「宇宙ツアーズvol.6 -真冬の真剣勝負・東京編-」。宇宙まおが自分の好きなバンド/ミュージシャンを招いて開催する自主企画ライブシリーズも今回が6度目。今年はテスラは泣かない。、GOOD BYE APRILを招いたスリーマン形式で開催され、これからレポートする東京・TSUTAYA O-nest公演の他、12月17日に開催された大阪・心斎橋Live House Pangea(「宇宙ツアーズvol.7 -真冬の真剣勝負・大阪編-」)もこの3組による熱演が届けられた。

    開演時刻になると、まず、バスガイドのような格好をしたツアーコンシェルジュこと宇宙まおが登場。ゲストバンドを紹介した前説ののち、「音楽の宇宙旅行へ、いざ!」「出発!」とオーディエンスとともに声を揃えてライブスタート。トップバッターのテスラは泣かない。は、サポートに赤い公園の藤本ひかり(B)を迎えたこの日限りの特別編成。「我々にはこういうロックナンバーしかありません!」という熱い表明通り、岩肌剥き出しのダンスビートで会場の熱量をグイグイ引き上げてみせた。
    続くGOOD BYE APRILもキーボードを擁する編成のバンドではあるが、テスラとは好対照な魅力を見せていた印象。古き良きフォークソング/歌謡曲の血を受け継ぐ倉品翔(Vo・G・Key)の歌を中心に据えた郷愁的なサウンドは、会場全体を温かく包み込むかのようだった。

    そしてラストを飾るのは、もちろん宇宙まおのステージ。アコースティックギター弾き語りで“ロックの神様”を歌い始めると、色を添えるようにギター/ベース/ドラム/キーボードという編成のバンドサウンドが徐々に加わる。以前と比べて、ステージの真ん中で歌う彼女からはバンドを牽引しようとする頼もしさを感じる。一転、2曲目“つま先”では真っ赤なエレキギターをジャキジャキと掻き鳴らしながら、満面の笑みでステージ前方へ駆け寄り、場内の空気がパッと華やいでいった。以降も、振り付け付きでキュートな“CONTRAST!”、しっとりと歌声を届けた“夜よ”、コール&レスポンスが楽しい“あの子がすき”、自分の声を届ける決意と相手の声に寄り添うやさしさをまっすぐに歌う“声”――と、曲ごとにいろいろな表情を見せてくれた宇宙まお。様々な色を持つ楽曲が次々と披露される中で際立つのは、温かな光のような彼女の歌声が持つ力そのものである。

    この日披露された、まだ作ったばかりだという新曲“サボテン”にもそういう彼女の魅力がハッキリと表れていた。「ラブソングです」と紹介されたこの曲は、とはいえ円満でハッピーな曲ではなく孤独や陰りが読み取れるものだったが、彼女が歌えばそこにほのかな灯りが灯る。MCでは、今回の東阪スリーマンの準備と並行してずっとレコーディングをしていたのだということ明かされたが、来春リリース予定だという新作には「人間として、音楽家として成熟していきたい」という想いが込められているのだそう。引き続き、続報を楽しみに待っていたい。

    そしてアンコールでは、宇宙ツアーズ恒例となっているゲストとのコラボを敢行。GOODBYE APRILの4人とテスラは泣かない。の飯野 桃子(Piano)とともに、“宇宙ツアーズのテーマ”を和気あいあいと鳴らしきった。そして「またみなさんと音楽の宇宙旅行に行ける日を楽しみにしております」と、ソロ弾き語り“めくるめく”で終幕。「私が楽しんでるってこと、伝わってますか? みんなも楽しんでますか?」と問いかける宇宙まおの屈託のない笑顔が、この夜の充実感を何よりも物語っていた。

    先述の通り、来年にはリリースを控えているという宇宙まお。もちろんそれも楽しみだが、その前に、2016年12月29日(木)にはCOUNTDOWN JAPAN 16/17のMOON STAGEに登場予定なので、そちらのチェックもお忘れなく。(蜂須賀ちなみ)


    ●セットリスト
    1.ロックの神様
    2.つま先
    3.CONTRAST!
    4.夜よ
    5.サボテン
    6.あの子がすき
    7.声
    (encore)
    EN1.宇宙ツアーズのテーマ
    EN2.めくるめく
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