6月30日にニュー・アルバム『ファンク・ウェーヴ・バウンシズ Vol.1』をリリースしたばかりのカルヴィン・ハリスだが、かつての恋人テイラー・スウィフトに向けて投稿した怒りのツイートを後悔していると発言した。
カルヴィンは2015年から2016年にかけてテイラーと交際していたが、その後2人が別れる直前、2016年の4月に、カルヴィンはリアーナをヴォーカルに迎えたシングル“This Is What You Came For”をリリースした。
テイラーが制作に関わっていたという事実はリリース当初は伏せられていたものの(実は「ニルス・ショバーグ」として作曲クレジットされていた)、破局から約1ヶ月後、テイラーがこの曲の共作者だったことを公表。
あたかもカルヴィンがその事実を握りつぶしたように思われてしまうタイミングでの公表だったということで、カルヴィンは次のようなツイートを連投していた。
「彼女と彼女のスタッフが最初に言っていたこととはまるで違うことをやって、この時点でぼくが悪者に見えるようにしようしたのが悲しい。」
「新しい人間関係には満足しているようだから、そっちに集中してみたら。手持無沙汰だからって元彼を貶めようとするんじゃなくてさ。」
「今はツアーはやってないし、ケイティだったりその他大勢みたいなうさ晴らしの相手がほしいのはわかるけど、ぼくはその相手にはならないから。そうさせないし。」
「きみの人生の前向きな一面にもっと目を向けてください。素晴らしい人生を摑んだのだから」Please focus on the positive aspects of YOUR life because you've earned a great one
— Calvin Harris (@CalvinHarris) 2016年7月13日
実際、“This Is What You Came For”はテイラーが歌詞を書き、その他はすべてカルヴィンが制作したものだったという。
英「GQ」の取材を受けたカルヴィンは、当時の自分の対応が間違っていたと次のように振り返っている。
「一番やっちゃいけない衝動に駆られちゃったんだ。僕には、世に認められている自分の才能がおとしめられているように思えたんだよ。なんかいろんなものが自分に降りかかってきてるような感じがして、それでキレちゃったんだよね」
「僕としては、とても個人的だと思ってることが公にぶちまけられてしまうと、本当に対応が難しいんだよ。それにあの関係は、実際に付き合ってた時のことよりも、終わってからの顛末の方がやたらと騒がれることになったからね。
付き合ってた当時は、メディアで騒がれないようにものすごく気をつけてたんだ。その時は、彼女もぼくの気持ちを汲んでくれていたっていうことなんだろうけど」
さらにカルヴィンは、そもそも自分はセレブに向いているタイプではないし、テイラーとの関係が終わるとすべてが最悪な展開になってしまい、その重圧に負けてついああいうツイートを連発させてしまったと振り返っている。
「ちょっと考えれば、そんなことすべてどうでもいいことだってわかったのにね。ぼくはもともと前向きなタイプなんだから。結局、どちらにとっても、先の見える状況じゃなかったんだよね。明らかにだめな状況だったから関係も終わったわけで、でも終わったあとで、ああいうことが色々起きちゃったんだよ」
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