「大先輩たちに挟まれて、生まれたての子鹿のような気分です」
「この後、誰が出てくるか分かってんでしょ。俺らがちゃんとあっためておかないと、何されるか分からないから!」
野田はそんなふうに告げながらも、時代のアンセムと呼ぶべきあんな曲でクラウドサーフやサークルモッシュを巻き起こし、はたまたエモーショナルなピアノ曲でフィールド一杯の人々をグッと引きつけてみせる。ワンマンの光景とはまったく違う、これが「京都大作戦」のRADWIMPSだ。
限られた持ち時間の中でも、ツインドラム編成を最大限に活かしたあのバトルセッションをきっちりかまして沸かせていた。というわけで、この後に出てくるのは大作戦皆勤のDragon Ash! そして10-FEET!(小池宏和)