ニュー・アルバム『エヴリシング・ナウ』のリリースを7月28日に控えたアーケイド・ファイアが、7月21日にブルックリンで行うリリース記念のライブにドレスコードを設けたことが話題になっている。
バンドは今回だけでなく、2013年の『リフレクター』のツアーの際にもドレスコードをフォーマルと定めていた。
今回のドレスコードの情報はチケットの購入者に送られたもので、「コンサートや、友だちとナイトアウトに出かける時のようなヒップでトレンディーな服装で」、「ホットパンツや大きなロゴ入りの服、ビーチサンダル、タンクトップ、へそ出し、野球帽、そして、白と赤の服は禁止。不適切な服装の方は入場をお断りさせていただきます」と書かれているという。
また、ガジェット機器に関しても「携帯電話、カメラ、録音機器は持ち込み不可です。携帯電話やスマートフォンは終演まで、Yondr Pouch(会場内ではロックがかかり、開けられなくなる携帯ケース)に入れていただきます」との注意書きもあるようだ。
しかしこの件について、アーケイド・ファイアはツイッターで「みんなの好きなものを何でも着ていいよ」と投稿。
一連のドレスコードのアナウンスは「お約束」になっているとコメントしていることから、ドレスコードは正式なアナウンスではなかったようだ。
Band announces, "Wear whatever you want to {alink id="5336"}any{/alink} show." This has been an actual band announcement 👍 https://t.co/2jtHzHojJD
— Arcade Fire (@arcadefire) 2017年7月24日
上記のツイートに続けて、「ドレスコードが『ヒップでトレンディー』だとしたら、僕たちメンバーは誰も入場できなくなっちゃうね」ともツイートしている。
If dress code is "hip and trendy", band members will not be allowed through the door...hip and trendy people will have to play the music 😬
— Arcade Fire (@arcadefire) 2017年7月24日
バンドは2013年のドレスコードの発表の後にも「全然本気のアナウンスじゃない。リラックスして。楽しくなるように、ちょっとしたスパイスのつもりだったんだ」とドレスコードが厳密なものではないことを明かしていた。