星野源、「前科者」演じるドラマ『プラージュ』舞台挨拶で「最大の罪」明かす
2017.08.01 12:30
『連続ドラマW プラージュ ~訳ありばかりのシェアハウス~』がWOWOWプライムにて8月12日(土)より放送がスタートします。
このドラマは居場所を失った厄介者たちが集まるシェアハウス「プラージュ」を舞台に、さまざまな過去を背負う者たちの人間ドラマを描くエンターテインメント・ミステリー。主演の星野源が、思わぬことで「前科者」になった男・吉村貴生を演じ、そのほか石田ゆり子、仲里依紗、眞島秀和、渋川清彦、中村ゆり、スガ シカオが出演します。
先日、都内某所にて第1話の完成披露試写会が行われ、その後の舞台挨拶には、キャスト陣と監督を務める吉田康弘が登壇しました。rockin’on.comではこの舞台挨拶に潜入取材! その模様をお届けします。(渡邉満理奈)
MCの紹介に続き、キャスト陣が登壇すると大きな拍手で迎えられた。まずは主演・星野が「この役のオファーをいただいたのがちょうど去年の夏頃で、1年かけて、昨日やっと完成版を観まして。貴生の役の説明は……まあ、あんな役です(笑)」と自分の役柄をざっくり紹介。続いて、仲が1話目ではまだ謎に包まれたままの自身の役柄・小池美羽について「いろいろなものがこみ上げてくる役だった」と語り、「シェアハウスっていいな、自分もしてみたいなと思える作品になっていると思うので是非最後まで楽しんで下さい」と客席へメッセージを送った。
その後もキャストがひとりひとり紹介され、一言ずつ挨拶が述べられていく。ある事件で約5年服役していた男・加藤友樹役を演じる俳優初挑戦のスガは、「百戦錬磨の先輩たちに色々教えていただいて。ゆり子さんには『振り向き方』も教えていただいて……」と軽口で会場を笑わせ、ドラマ自体は「怖くてまだ見れていない」と明かした。そして、物語の舞台である「前科者」が集まるシェアハウス「プラージュ」のオーナー・朝田潤子役を演じる石田ゆり子は「愛情をいっぱい詰め込まれてつくられたドラマです。皆さん本当に素敵です。是非、WOWOWに入って下さい(笑)」とWOWOWの宣伝もしっかりと含めつつ、ドラマの魅力を伝えていた。
続いて、MCより今作の「罪や様々な過去を背負った人々の再生」というテーマに並べ、男性キャストに今まで過去を振り返って「最大の罪だと思うこと」が問われると、星野は「最近あの……罪だと思いつつやめられないのは、〆切を守れなくなりまして」と回答。自身の今年の目標を「無理をしない」に設定しており、「最終的には迷惑をかけない。怒られたくないので、人が怒らないくらいの〆切の守らなさをするようにしています」と答えると会場からは何故か大きな拍手が。「拍手をもらえるのはすごい嬉しい(笑)」と喜び、会場を一気に和やかなムードにした。眞島は「学校を中退したこと」、渋川は「本当のことは言えませんね(笑)」などとそれぞれ個性的な回答が続き、スガはミュージシャンになるため会社を辞めると言えなくて「父親の会社に就職する」と嘘をついて辞めたということを明かし、なかなか大きな「罪」に会場は少しざわついていた。