現地時間21日、ビリー・ジョエルがマディソン・スクエア・ガーデンで行ったコンサートにて、ユダヤ民族を象徴するダビデの星を身に着けて演奏を行っていたことが明らかになった。
ユダヤ人の両親を持つビリー・ジョエルは同コンサートのアンコールの際、黄色いダビデの星をスーツの左胸と背中の部分に付けてステージに登場。直接的なコメントはなかったものの、反ネオナチとしての自身の立場を表明した。
ビリー・ジョエルの娘であるアレクサ・レイ・ジョエルはインスタグラムに「(自分の立場を表明するには)こうするのよ! さすが私のパパだわ!」と父ビリー・ジョエルの写真を投稿している。
なお、この日のコンサートではパティ・スマイスがゲストとして登場し、ビリー・ジョエルと共に“Goodbye To You”を披露。背後のスクリーンにはスティーブン・バノンやショーン・スパイサー、アンソニー・スカラムーチ等、任期の内にトランプ政権を追放された政治家たちの姿が映されていたという。