エド・シーラン、エルヴィス・プレスリーを押さえ通算16週で英チャート1位を記録

エド・シーラン、エルヴィス・プレスリーを押さえ通算16週で英チャート1位を記録

エド・シーランが今年の3月にリリースした最新アルバム『÷(ディバイド)』が、エルヴィス・プレスリーのコンピレーション・アルバム『The 50 Greatest Hits』を押さえてイギリスのアルバム・チャート1位にとどまり続けている。

英「The Official Charts Company」によると、エド・シーランの『÷(ディバイド)』は今回の1位獲得で、通算16週で1位を記録したことになるという。その一方で、もともと2007年にリリースされていた『The 50 Greatest Hits』は、エルヴィスの没後40周年を記念して今回再発され、2位にまで上昇することとなった。


なお、エルヴィスはチャート1位獲得のアルバムの枚数で史上最多記録を保持。昨年リリースされた王立交響楽団の演奏とエルヴィスのボーカルを合わせた『ワンダー・オブ・ユー:エルヴィス・プレスリー・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』も1位に輝き、エルヴィスにとっては13枚目のチャート1位獲得アルバムとなった。

英チャートでは、8月8日に他界したカントリーの大御所、グレン・キャンベルの最後のアルバム『Adiós』が3位に続いている。『Adiós』はアルツハイマー病を発症していると診断されたグレンが最後のさよならツアーを2012年に敢行した際、スタジオにも入って制作した作品であり、これまでにはレコーディングを行っていなかった楽曲のカバー集となっている。


4位には英チャート初登場のケシャの『レインボー』がつけており、ケシャにとっては英チャート最高位となる。そして5位には英チャートの上位に位置し続けているラグンボーン・マンの『ヒューマン』が続いている。
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