メロディはポップでキャッチーだし、MCのたびにフロアには笑い声が溢れる。そんな親しみやすくて温かな手触りのライブではあるのだけれど、演奏の一音一音に命が宿っているかのように、すべての音が意思を持って耳に飛び込んできた。
本人も「演奏難易度が高い」と口にしていたほど、緻密に楽曲が構成されているから、そう聞こえるのは当然なのかもしれない。だけども、誰が鳴らすのか、どんな思いで鳴らすのか、それが違えば音楽はこんなにも輝きを増すのだと、今日のくるりのパフォーマンスを観て実感させられた。
インタビュー記事には「くるり、30年目の覚悟」とタイトルを打った。音楽にかけるくるりの確固たる思いを誌面でもぜひ受け取ってほしい。(有本早季)
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