レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー、トロイ・シヴァン、そしてグザヴィエ・ドランが、Garrard Conley著『Boy Erased: A Memoir of Identity, Faith, and Family』を原作とした映画『Boy Erased(原題)』に出演することが決定した。
本作は、家族からコンバージョン・セラピー(同性愛から異性愛に移行させるというセラピー。アメリカでは数州で実際に行われている)を受けさせられるゲイの少年の葛藤を描いた作品で、ラッセル・クロウやニコール・キッドマン、チェリー・ジョーンズ(『ヴィレッジ』、『サイン』)やルーカス・ヘッジズ(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)等の出演がすでに決定している。
なお、本作の監督を務めるのは主に俳優として活躍するジョエル・エドガートンで、長編映画の監督は2015年(日本公開は2016年)の『ザ・ギフト』に続く2作目となる。製作にはアカデミー賞の作品賞受賞作品『スポットライト 世紀のスクープ』のプロデューサーを務めたスティーヴ・ゴリン等が名を連ねる。
なお、「Variety」によると本作は2018年の公開に向け、今秋から製作が開始されるという。