米テキサスとフロリダをそれぞれ直撃したハリケーン・ハービーとハリケーン・イルマでの被害への支援を目的としたチャリティー番組、「Hand In Hand」が現地時間9月12日に放送された。
ビヨンセやスティーヴィー・ワンダー、ドレイク、ジャスティン・ビーバー、セレーナ・ゴメス、バーブラ・ストライサンド、シェールの他、レオナルド・ディカプリオやジョージ・クルーニー、ジェイミー・フォックス、ジュリア・ロバーツ、ニコール・キッドマンやロバート・デ・ニーロ他多数のセレブリティ達が参加し、募金を募る電話に自ら応答するなどのボランティア活動を行った。
同チャリティーに参加した多数のアーティストのうち一部はパフォーマンスも行い、スティーヴィー・ワンダーは“Lean on Me”を、ルイス・フォンシとトリー・ケリーは“Hallelujah”を、アッシャーとブレイク・シェルトンは“Stand by Me”を披露した。
この他にもデミ・ロヴァートやデイヴ・マシューズ等も番組内でパフォーマンスを行っている。
なお、「ABC News」が報じたところによると「Hand In Hand」では総額4400万ドル(約48億4000万円)の寄付金が集まったとのことだ。
番組放送中にはスティーヴン・コルベアがAppleから500万ドル(約5億5000万円)の寄付があったことを発表し、ジミー・ファロンもAlbertsons Cos.とMerckからそれぞれ100万ドル(約1億1000万円)ずつの寄付があったと発表。
その他にもプロ・バスケットボール選手それぞれから2万ドル(約220万円)ずつの寄付金が集められ、その合計額である50万ドル(約5500万円)がNBAからまとめて寄付されたという。
ハリケーン・ハービーとハリケーン・イルマは甚大な被害を及ぼしており、それぞれ50人超と40人超の死者を出していると各所で報じられている。今回開催された「Hand In Hand」の参加者の中にも、独立した支援プロジェクトを立ち上げているアーティストや俳優等は少なくない。
ビヨンセは「BEYGOOD HOUSTON」というプロジェクトを立ち上げ、自ら被害者たちへ食事を提供する姿も見せている。