レッド・ツェッペリンの一夜限りとなる再結成ライヴ・パフォーマンスが、12月10日にイギリスのロンドンO2(オーツー)アリーナで行われた。ロバート・プラント(ボーカル)、ジミー・ペイジ(ギター)、ジョン・ポール・ジョーンズ(ベース)、そして1980年に死去したドラマー=ジョン・ボーナムの息子ジェイソン(ドラム)の4人が、現地時間午後9時にステージに登場。世界50ヶ国から集ったという2万人の観衆を前にして、2度のアンコールに応えつつ全16曲を披露した。現地でライヴを観ることのできたワーナーミュージックの日本スタッフのレポートによれば、セット・リストは下記のとおり。“グッド・タイムス・バッド・タイムス”
“ランブル・オン”
“ブラック・ドッグ”
“死にかけて”
“フォー・ユア・ライフ”
“トランプルド・アンダー・フット”
“俺の罪”
“ノー・クォーター”
“貴方を愛しつづけて”
“幻惑されて”
“天国への階段”
“永遠の詩”
“ミスティ・マウンテン・ホップ”
“カシミール”
<アンコール1>
“胸いっぱいの愛を”
<アンコール2>
“ロックン・ロール”同レポートによれば、ロバート・プラント注目の第一声は、3曲目“ブラック・ドッグ”演奏後の「こんばんは」だった。かねてからこれまでライヴで演奏されたことのない楽曲が今回始めてライヴ・パフォーマンスされる、と話題になっていたが「最近あまり聴いていない曲を演ろう」というロバート・プラントのMCとともに、5曲目で“フォー・ユア・ライフ”がパフォーマンスされている。また、日本のTV番組『とくダネ』出演時にジミー・ペイジがコメントしていたとおり、アンコールで、ジミー・ペイジがダブルネックギターを手にして登場、“天国への階段”が披露された。イギリスの新聞紙『The Gardian』の12月11日付のレヴューでは、同ライヴは満点の5つ星の評価を得ている。ショウのオープニングを飾った“グッド・タイムス・バッド・タイムス”の演奏からして「とても30年間一度も一緒に演奏をしたことがないとは思えないほど、タイトな演奏である」と評すなど、今回のパフォーマンスを絶賛している。ツェッペリンは1980年に解散後、これまでに1985年のチャリティー・イベント『ライヴ・エイド』のフィル・コリンズのパフォーマンス時に、ロバート・プラント、ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズが共にステージに上がり3曲を演奏したほか、1988年のアトランティック・レコード創立40周年コンサートで、ジェイソン・ボーナムを加えた4名でその場限りの再結成パフォーマンスを行っている。また1995年の「ロックの殿堂」入り記念式典でも、スティーヴン・タイラーらとともに演奏しているが、2時間にも亘る本格的なライヴ・パフォーマンスは、解散後今回が初となる。今回の再結成パフォーマンスが行われた『アーメット・アーティガン追悼コンサート』は、2006年に死去した米アトランティック・レコードの創設者アーメット・アーティガンの功績を称えるチャリティー・イベント。当初11月26日に開催される予定だったが、ジミー・ペイジが左手の小指を負傷したため延期されていた。レッド・ツェッペリンのほかポール・ロジャース、ミック・ジョーンズ率いるフォリナー、元ザ・ローリング・ストーンズのビル・ワイマン&ザ・リズム・キングスや、アトランティック期待のニュー・カマー=パオロ・ヌティーニらが出演し、パフォーマンスを行った。なお、このコンサートの2万枚のチケットはイベントのオフィシャル・サイトのみの抽選販売で行われた。再結成パフォーマンスが発表された後、2,000万人以上がオフィシャル・サイトに殺到。最終的にチケットの抽選には100万人以上が申し込んでいた。ちなみに、12月11日付のNME.comのレポートによれば、客席には、ポール・マッカートニー、オアシスのギャラガー兄弟、ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモア、フー・ファイターズのデイヴ・グロール、アークティック・モンキーズのメンバーやケイト・モスの姿らが目撃されたそうだ。そのほか、パフォーマンスの詳細はワーナーミュージックのスタッフによる公式ブログにて確認することができる。
レッド・ツェッペリン 再結成パフォーマンス、無事終了!
2007.12.11 23:59
