デヴィッド・リンチ、『ツイン・ピークス』でNINの楽曲を一度却下したことは「覚えていない」

デヴィッド・リンチ、『ツイン・ピークス』でNINの楽曲を一度却下したことは「覚えていない」

デヴィッド・リンチが米ラジオ局KCRWの番組「Morning Becomes Eclectic」に出演し、『ツイン・ピークス The Return』に使用された楽曲について語った。

アメリカではすでに全エピソードの放送が終了している『ツイン・ピークス The Return』には、ナイン・インチ・ネイルズを始め多数のアーティストが出演し楽曲を演奏している。

その中でも気に入っている楽曲を尋ねられたリンチは「(お気に入りというのは)ないよ。それは口出せることじゃないね」とコメントしたあと、シリーズに使用されたThe Cactus Blossomsの“Mississippi”、オーティス・レディングの“I’ve Been Loving You Too Long”、そしてレベッカ・デル・リオの“No Stars”とナイン・インチ・ネイルズの“She’s Gone Away”がラジオ内で流れる中、劇中の音楽について以下のように話した。

劇中にはロードハウス(バン・バン・バー)があって、そこにゲストを呼んで音楽を演奏してもらう。それぞれのエピソードの中で色々なことが起こっているから、音楽もそれに合致するようなものを選ぶんだ。僕は今回、シリーズを通して正しい選択ができてとても満足しているよ。


なお、以前には劇中で“She’s Gone Away” を演奏したナイン・インチ・ネイルズについて、トレント・レズナーが始めに提案した楽曲が「もっと攻撃的で醜い感じ」を望んでいたリンチに却下されていたことが話題になっていた。

しかしリンチ本人はそれを覚えていないと言い、「どうしよう、本当に覚えてないな。それは本当の話かい? トレントのことが大好きだから、彼が作ったものを却下したなんておかしいね」とコメントしていた。

また、長年に渡り仕事を共にし、『ツイン・ピークス』のテーマ曲でよく知られている作曲家のアンジェロ・バダラメンティについては「『ブルー・ベルベット』で初めて仕事をしたんだけど、彼のことが本当に本当に大好きだ。彼が作る曲には心が感じられるし、とても、とても美しい。(中略)僕の考えとピッタリのものを作ってくれるんだ」と賞賛の言葉を贈っている。

そして最後に、ミュージシャンという職業についても以下のように語った。

ミュージシャンたちのことは大好きだよ。子どもみたいだからね。遅くまで寝て、楽しいことをするのが好きだ(笑)人種や文化、国籍や何もかも関係なく、ミュージシャンたちは一緒に演奏をして、ひとつになる。とても美しいことだよ、音楽の世界の魔法みたいな話だね。

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