【速報】My Hair is Bad、初のZepp Tokyo公演を観た

【速報】My Hair is Bad、初のZepp Tokyo公演を観た
「バンドが大きくなる」というのは、「誰かに聴かれる機会が増え、それをきっかけにCDが売れ、ライブでの集客が増え、需要に合わせてキャパシティの大きい会場に移行し、演奏するステージが広くなることの循環」だというのは事実としてその通りだと思うし、その【目に見えて分かる環境の変化】を指標にして進化していくバンドもいるはずだ。

ただ、My Hair is BadがZepp Tokyoのステージに初めて立った今日のライブを観て思ったのは、「3人はその変化に惑うことなく、ここまで来たんだな」ということだった。

椎木はライブ中「かっこいいロックバンドで居続けたい」と叫んだが、彼らの原動力は本当にただそれだけだ。聴いてほしい! 認められたい! 褒められたい! 好きなあの子に好かれたい! という欲求こそあれど、バンドで音を鳴らす大前提として「みんながあれこれ好きって言っても、自分たちがカッコいいと思えないならやりたくない」というエゴがしっかりとあるから、ブレずにここまで来れたんだなぁとグッときた。そういうところ、マイヘアは昔からなんにも変わっちゃいない。それをあの大舞台に立つ彼らから感じられて本当に嬉しかったし、ちょっと泣けた。

長々と書きましたが、つまりはめちゃくちゃ良いライブでした。明後日10月23日に下北沢SHELTERで行われるツアーファイナル後に公開となるライブレポートできちんとまとめます。(峯岸利恵)
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