UVERworldのメンバーソロインタビュー連載、第3弾はギターの克哉だ。今回は少なからず衝撃的な内容となった。UVERworldのリーダーとして安定した存在感を放ってきた克哉だが、実はデビューの時点であまりにも大きな、信じられないような挫折をしていた。
現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』12月号では、克哉が経験した挫折、メンバーとの出会い、そしてそれぞれへの思いが語られている。その中から発言の一部をお届けする。
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=アミタマリ
はじめっから大歓迎されてない環境にいたから、闘争心みたいな気持ちはすごく強くて。挫折のスタートやったから、逆にあとは上がるだけやなって
好きって言ってくれる人を受け入れた僕たちは、その人たちの人生もいい意味で変えれるような存在でいたい。それにはまずUVERworldっていうものをしっかり守るということが必要で。だから僕は番人みたいな感じですね。こんだけええものがあって、なくすのがすごく怖いから、それを守るために闘い、やるべきことをやる
ある日TAKUYA∞が幼稚園から転入してきて。来た瞬間に一番はじめにしゃべったんが僕なんです。飛行機の本を持ってって、「この飛行機知ってる?」って。卒園式の時に『北風と太陽』の劇をやったんですけど、僕とTAKUYA∞が北風で(笑)。今でも実家にビデオが残ってます
今やっとスタートラインに立った気がするんです。苦しむ期間っていうのはもういいんですよ、もうさんざんやってきたから。やっと楽しむことができそうな気がしてるんですよ。だから今すごく、自分たちと自分のこれからが楽しみだなあと思いますね