以前から伝記の出版を予告していたビースティ・ボーイズだが、マイクDが2018年秋の出版を予定していると明かしたことが分かった。
「Pitchfork」によると、Apple Musicのラジオ放送「Beats 1」に出演したマイクDは、ビースティ・ボーイズのこれまでの歴史が語られているという伝記について以下のように語っていたようだ。
僕たちの物語を伝えるためには、僕たちがどこからやってきたのかというカルチャー的な話から始めないといけない。だから、まずは最高にエキサイティングな音楽、アート、映画とかすべてがあった80年代のニューヨークをひとまとめに伝える必要があるんだ。
(中略)本を読んだり音楽のドキュメンタリー映画を観るときって、大抵の場合落ち着きがなくなるんだ。退屈しちゃってね。それに実際のところ、そういうのを作った人たちが作品の主題に対して正義を貫いてると思えないんだ。
そもそもバンドに起こった色んなことなんて、あんまり現実的な話じゃないからね。だから、話を正確に伝えるためには物事の全部の側面から描かないといけないんだよ。
こうした持論から、秋に出版する予定の本作は「どんな音楽本とも違う」ものになるとも発言している。出版の具体的な日程や本作のタイトルなどはまだ明かされていない。
「Beats 1」の音源はApple Musicで視聴可能だ。