現在、ニューヨークで、マンハッタンの一角をビースティ・ボーイズにちなんで命名する新しい請願運動が行われているという。

場所はマンハッタン区のロウアーイースト・サイド（南東部）にある、ラドロウ通りとリヴィングトン通りの交差点で、ビースティーズの1989年のセカンドで傑作としても名高い『ポールズ・ブティック』のジャケット写真にも使われている一角で、ここを「ビースティ・ボーイズ・スクエア」と名付けようという請願になっている。

請願の発起人となっているリロイ・マッカーシーはこの地域にかつてビースティーズが住んでいただけでなく、レコーディングも行っていたことに触れ、「かつてロウアー・イースト・サイドとして知られていた地域（現在再開発が急激に進んでいる）は、ビースティ・ボーイズを称えるのにうってつけな土地だと思います」と語っている。

現在、ジャケット写真に映っている一角で店を切り回していて、今回の請願に名前を連ねているヴィッキー・ダルヴァは「アダム・ヤウクが亡くなった時、3、4日くらいはファンの人たちがここにきては蝋燭を灯したり、花を手向けたりして、写真を撮って、みんなここでアダムを偲んでたんですよ」と語っている。「少なくとも週に1度は、うちの店に来て、ここが『ポールズ・ブティック』なんですか、と訊いてくる人がいるんです」。

なお、請願人のリロイはブルックリン区にノートリアスB.I.G.にちなんだスポットの命名と、スタテン島にウータン・クランにちなんだスポットの命名の請願も発起しているとか。リロイは来月、市の評議会に正式に請願のプレゼンを行うという。なお、ブルックリン区では今年に入ってから、アダム・ヤウクにちなんで新しくアダム・ヤウク公園が生まれている。

『ポールズ・ブティック』の場所はこちらから→
https://maps.google.co.jp/maps?q=New+York+Ludlow+and+Rivington+Street+%E5%9C%B0%E5%9B%B3&layer=c&z=17&iwloc=A&sll=40.720048,-73.988357&cbp=13,122.0,0,0,0&cbll=40.720049,-73.988360&hl=ja&ved=0CAsQ2wU&sa=X&ei=B4WzUqH-J8nomAWzhIHABQ

アダム・ヤウク公園はこちらから→
https://plus.google.com/109264022302878107557/about?gl=jp&hl=ja