新システム「bitfan」は会員ランクの設置とそのランクに応じたサービスを提供していくもので、日本では岡崎体育が初めて導入。2月3日よりスタートしていたが、SNSなどで賛同や困惑など、さまざまな意見が交わされていた。
それを受けて岡崎体育は2月3日にブログを更新。同サービスをスタートさせた理由について「岡崎体育という歌手のライブ参加やグッズ購入で『相対的に多く』お金を使ってくれたファンクラブ会員に＋αのサービスを受けてもらおう」と明かし、「本当は全てのファンクラブ会員に＋αのサービスを受けてもらいたい」が、ソロの歌手などで1日でできるサービスにも時間などの制限が発生してしまうので、「せめて、一生懸命働いて稼いだお金をたくさん僕に使ってくれる人に少しだけオマケしてあげたいというのが僕の考えであり、このシステムを採用した理由」と述べている。
さらに同サービスを導入することによってファンの優劣をつけているのではなく「オマケをもらえるだけ」、「ただの＋α」、「『ラッキー！』くらいで思ってほしい」と述べた上で「『＋α受けたいけどお金ない』っていう小中学生のファンの人、本当にごめんなさい」と締めていた。
続いて2月5日には自身のTwitterを更新。「近日中に東京へ出向いて、もう一度ファンクラブの内容を見直します。何か良い改善策があるかもしれない」とツイートしていた。
そして2月14日に「ファンクラブの改修策について」というタイトルでブログを更新。レコード会社とサイト運営会社を交えて協議した結果、決定した以下5つの改修策を発表した。
（1）会員の「ランク」という文言を排除
（2）「オマケ」の価値観
（3）ポイントの変換機能の追加
（4）アクションに対するポイント付加の詳細を公開
（5）非金銭的ポイント貯蓄システムの見直し
同ブログで岡崎体育は「ここでの声明は、先の発表で当システムについて世間的な不安や誤解を招いてしまった僕の責任として（中略）僕に文章を書かせて下さい」とし、自身の言葉で丁寧に説明している。なお、後日ファンクラブサイト内では詳しい内容が発表されるとのこと。
ブログの最後には改めてファンへの感謝を述べ、「みんなが満足できるようなファンクラブを作りたい」、「岡崎体育のファンクラブに入ってくれている人が、どうか幸せになれますように」と締めている。
