【速報】yonigeの「嘘のなさ」が2018年のロックを生かすとツアーファイナルで思った

【速報】yonigeの「嘘のなさ」が2018年のロックを生かすとツアーファイナルで思った
yonigeのライブに過剰な盛り上げや、泣かせ、笑わせ、一体感の押し付けは一切ない。
ライブハウスで培われた音楽だけが描ける「嘘のなさ」だけが、ひたすらある。
そしてyonigeのお客さんは、予定調和の過剰さに飽きてここに来ているというよりも、最初からそういうものは見えていなくて、当然の選択としてここに来ている感じだ。

では平熱で心が大きくは動かないライブなのかと言うと真逆で、女の子版『キッズ・リターン』があったとしたらラストシーンでこんな感情になるんじゃないかと思えるような、大きな喪失感の先だからこそ広がる大きな未来の入り口に導いてくれる。

今年は明けるなり、テレビの中からyonigeの歌が飛び込んできたけど、彼女たちが“笑おう”って歌ってくれるなら笑おうかなって思えるよね。
2018年のロックを生かすのはyonigeが鳴らすような「嘘のなさ」に違いないと今日のツアーファイナルで思った。(古河晋)
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