フジロック、ディランの出演決定に米誌が報じた「2001年を彷彿」の意味とは? ケンドリックとの競演に注目
2018.03.16 16:20
「FUJI ROCK FESTIVAL '18」へのボブ・ディランの出演決定が話題となっているが、米「Billboard」では、すでに出演が決定しているケンドリック・ラマーとの組み合わせが「2001年のニール・ヤングとエミネム」を彷彿とさせると報じられている。
2001年のフジロックではニール・ヤング、エミネム、そしてオアシスがヘッドライナーを務め、他にもマニック・ストリート・プリーチャーズやニュー・オーダー、トゥール、トラヴィス、ブライアン・イーノやパティ・スミスら名だたるアーティストたちが出演。フジロックはこの年を機に、2002年、2003年と動員数が一気に増加した。
「Billboard」はそんな2001年のヘッドライナーを務めたニール・ヤングとエミネムを例に挙げ、今年のボブ・ディランとケンドリック・ラマーという組み合わせが、2001年以来のフォーク・ロック界とラップ界のツートップの競演だと指摘。
フジロックについても、「世界的なバンドが毎年150組以上出演するこのフェスは、日本の大規模な夏フェスの代表格となっている」と評している。
ノーベル文学賞受賞後初で101回目の来日公演かつ日本の音楽フェス初出演ということで、今回のボブ・ディランの出演決定はまさに、フジロックの歴史においてエポックメイキングなニュースだ。
海外メディアの関心も集めているフジロックのラインナップに、今後も注目していきたい。
以下の記事では、フジロックの第1弾、第2弾ラインナップの見どころを紹介している。