ロックナンバーである“シリウス”はオープニング主題歌として制作され、ミディアム曲である“Spica”はエンディング主題歌として制作。なお、いずれも藤原基央(Vo・G)がアニメの制作資料などを見て詞曲を書き下ろしたという。
また“Spica”は、先日終了した全国ツアー「BUMP OF CHICKEN TOUR 2017-2018 PATHFINDER」のツアーファイナルであるさいたまスーパーアリーナの2日目および振替公演のマリンメッセ福岡2DAYSのいずれもアンコールで、藤原がギター1本の弾き語りでいち早く披露した曲。ツアー中に書き上げたナンバーをいち早くリスナーに届けたいという思いから、その際は弾き語りでの演奏となったが、エンディング主題歌としてはバンドアレンジが施されている。
なおこの情報は、本日開催中の大型アニメイベント「AnimeJapan 2018」で行われたTVアニメ『重神機パンドーラ』放送直前スペシャルステージで発表となった。あわせて、ステージ上で上映されたアニメの最新PVが公開された。この映像では、オープニング主題歌“シリウス”をいち早く聴くことができる。
TVアニメシリーズ『重神機パンドーラ』は、『マクロス』シリーズや『アクエリオン』シリーズで知られる河森正治氏が総監督を務める作品。世界が一変した近未来を舞台に、人類を滅亡の危機に陥れる特異進化生物「B.R.A.I」と、特殊部隊「パンドーラ」が人類の存亡をかけて戦う様子を通し、人類の可能性の物語を描く。
【BUMP OF CHICKEN コメント】
河森監督からのオファーをいただき、とても光栄に思いました。
「重神機」という響きになんだかとてもワクワクしました。
設定資料を見ただけで感動してしまい、お引き受けすることを決めました。
1話のみを拝見させていただきましたが、美しいアニメーションによって描かれたメカやキャラクターたち、世界そのものに一気に惹き込まれました。メンバー同士で早速語り合っています。我々の楽曲がどのように響くのかも含め、続きがとても気になります。
【河森正治総監督 コメント】
作品の舞台は、AIやバイオテクノロジーの急速な進化によって、人類が滅亡の危機に瀕した世界です。
そこで描きたいのは人類の選択と可能性であり、笑って、泣いて、食べて、寝て、といった、とても人間臭い人と人との関係性です。
BUMP OF CHICKENさんは、そんな変容した世界の中でも失われない希望や肌のぬくもりを感じさせる楽曲を作って頂けると思いました。実際に頂いた楽曲は、想像していた以上に素晴らしく、幾千にも広がる可能性のなかで、ひときわ輝く星の光のように、本作を照らしてくれると確信しています。
●アニメ情報
TVアニメ『重神機パンドーラ』
<放送・配信情報>
2018年4月4日(水)よりTOKYO MXにて毎週水曜23:30~
2018年4月6日(金)よりWOWOWにて毎週金曜21:30~
2018年4月6日(金)よりBS11にて毎週金曜23:30~
2018年4月7日(土)よりMBSにて毎週土曜27:38~
2018年3月29日(木)よりNetflixにて日本先行独占配信/全世界展開決定
<スタッフ>
原作:河森正治・サテライト/総監督:河森正治/監督:佐藤英一/シリーズ構成:根元歳三
オープニング主題歌:BUMP OF CHICKEN“シリウス”(TOY'S FACTORY)
エンディグ主題歌:BUMP OF CHICKEN“Spica”(TOY'S FACTORY)
挿入歌:西沢幸奏“Meteor”(フライングドッグ)
制作:サテライト
<キャスト>
レオン・ラウ:前野智昭/クイニー・ヨウ:花澤香菜/ダグ・ホーバット:津田健次郎/クロエ・ラウ:東山奈央
グレン・ディン:内田雄馬/ケイン・I・ハサン:石塚運昇/ジェイ・ユン:梅原裕一郎/セシル・スー:茅野愛衣
Mr.ゴールド:檜山修之/ジーク:中村悠一/ワン:近藤孝行/フォー:石川界人/ロン・ウー:石田彰
瀬戸麻沙美/能登麻美子