デヴィッド・ボウイの銅像の落書き、犯人が自首すれば75万円をホームレスに寄付? ファンが表明

デヴィッド・ボウイの銅像の落書き、犯人が自首すれば75万円をホームレスに寄付? ファンが表明

英バッキンガムシャーの街、アイルズベリーに設置されたデヴィッド・ボウイの銅像に落書きがされた件について、ボウイのファンのひとりが銅像に落書きをした人物が名乗り出ることを条件に、ホームレス支援のために5000ポンド(約75万円)を寄付すると表明した。

アイルズベリーにはボウイが「ジギー・スターダスト」として初めてライブを行ったとされているライブハウス「Friars」があり、それを記念して制作されたボウイの像は「ジギー・スターダスト」を中心に様々な時期のビジュアルを表現したものとなっている。像は彫刻家のAndrew Sinclairによって設計され、像の上にあるスピーカーからは1時間ごとにボウイの曲が流れる仕組みだ。


そんなボウイの像だったが、3月25日に公式に設置されてから48時間と経たないうちに、ストリート・グラフィティ調の落書きがされてしまった。「The Guardian」によると、その落書きの中には「ホームレスに先に食べ物を与えろ」「RIP DB(デヴィッド・ボウイ、安らかに眠れ)」といったメッセージが含まれていたという。

この事件を受けて、ボウイのファンであるAlex Laurent氏がホームレス支援のための寄付を申し出た。ただし、「ホームレスに先に食べ物を与えろ」と落書きをした人物が自ら名乗り出ることを条件としている。なお、ボウイの銅像は24時間監視カメラで撮影されており、落書きの経緯もすべて克明に記録されているという。

銅像の後ろの壁の部分と床の落書きは、一般のアカウントがTwitterに投稿した写真で確認することができる。
https://twitter.com/isthismyemail1/status/978573841491529728
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