カニエプロデュースの新作をリリースのプシャ・T、トランプ支持のカニエとは政見が「完全に反対」


5月25日にカニエ・ウェストプロデュースのニュー・アルバム『DAYTONA』をリリースするプシャ・Tが米ラジオ番組「Power 105.1」に出演し、同新作やカニエ・ウェストとの関係性について語っている。

カニエをフィーチャリングした“What Would Meek Do?”も収録されている同新作の制作について、プシャ・Tは「このアルバムは3回ぐらい作り直した」とコメント。

「(カニエが)やってきて、ビートやらなんやらを全部ボツにするんだよ。それで『俺ならもっとできる』とか言うんだぜ。ここ2ヶ月くらい、俺たちはずっと缶詰めになって、このアルバムを完璧なものにしようとしてたんだ」と、カニエとの制作の様子を明かしている。


プシャはさらに、カニエとの政治的見解の違いについても言及。

カニエはドナルド・トランプ大統領を「マイ・ブラザー」と呼ぶなど好意的な関係を持っていることで知られる一方、プシャはヒラリー・クリントンを熱心に応援し、オバマ前大統領とも親しい関係にある。

インタビューで両者の正反対な政治的見解について問われると、プシャは「それは、俺たちの意見が一致しない、色んな物事の中の一つにすぎない。俺はそういうスタンスってだけ。完全に(カニエの意見に)反対ってこと。でも、俺はそれが(音楽に)いい意味で影響を与えてると思うよ」と答えた。

また、プシャはカニエを「今の彼は、もう別次元に進んで行っちゃってる」と絶賛。

カニエが「(解禁直前の)深夜1時に変えた」というアートワークも、プシャのInstagramですでに公開されている。
『DAYTONA』のリリースは日本時間5月26日午前1時頃の予定だ。