ジャケ写にホイットニー・ヒューストンの浴室写真を使用。プシャ・Tの新作に遺族が非難のコメント
2018.05.31 19:30
カニエ・ウェストがプロデュースしたことで話題となっているプシャ・Tの新作『DAYTONA』だが、このアートワークが大きな物議を醸している。
5月24日に発表された同作のアートワークには故ホイットニー・ヒューストンのバスルームの写真が使用されているが、ホイットニーが薬物中毒に苦しんでいた時期に撮影されたこの写真には、ドラッグの器具が散乱しているさまが写っている。
プシャ・Tによると、カニエが『DAYTONA』の発売直前にアートワークを変更。ホイットニーの死後に一般に公開されていたこの写真を、自腹を切って購入したのだという。「Entertainment Tonight」によると、写真の使用権は8万5000ドル(約923万円)とのことだ。
そして今回、ホイットニーの遺産管理団体は、この写真を使用するという「カニエの選択に非常に失望した」とコメント。さらには、「ホイットニーの死をもってしても、厳しい現実から逃れられないのだということを目の当たりにしました」と話しているという。
また「Rolling Stone」によると、ボビー・ブラウンもこのアートワークが「実に悪趣味だ」とコメントし、「(カニエが)こんなことをするなんて本当に不愉快だ」と非難しているという。
さらにカニエについて、「カニエをどうにかしないとまずい。あいつはすでにどうかしてる。最初に会った時から分かってたよ。最近はちょっと限度を超えてるね。誰かがあいつの横っ面をひっぱたくなり何なりした方がいい。俺の役目だな」とも話していたようだ。
なお、6月1日にはカニエ・ウェストのソロ新作のリリースが予定されている。
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