フー・ファイターズのデイヴ・グロールがジェームズ・コーデンの番組「The Late Late Show with James Corden」に出演し、ポール・マッカートニーとの関係性について語っていたことが分かった。
ビートルズの楽曲のおかげでギターを弾けるようになったというデイヴは公私共にポールとの親交が深いことで知られているが、今でもポールと演奏する時はいつも緊張するのだという。
そんなデイヴが、ポールの家で開かれたパーティーに参加した際、その場にいたテイラー・スウィフトに助けられたことがあるのだと以下のようなエピソードを明かしている。
次の日朝7時に子どもを学校に送らなきゃならなかったから、早く帰りたかったんだよ。だから、奥さんと10時半になったら出ようって話しててね。でも、10時半になったと思ったら、パーティーがものすごく楽しい感じになってきちゃったんだ。ものすごくね。
ポールがピアノを弾き始めたんだけど、それが新曲で、しかもすごく良くて。みんなでリビングルームに座ってその演奏を聴いてね。だけど、それが終わったと思ったらポールが「よし、じゃあデイヴ、何か弾いてよ!」って言ってきたんだ。
俺はピアノは弾けないからさ。しかもその時ちょっと酔っ払ってたし(笑)、(ポールの家にあった)ギターは全部左利き用だし。どうしようって、パニックになってたのさ。
そしたらテイラー・スウィフトが立ち上がって、「私が弾くわ!」って言ってくれて。ほんと助かったよ。で、彼女が曲を演奏し始めて、なんか聴いたことがあるなと思ったんだけど俺はちょっと酔ってボーッとしてて。
この曲知ってるけど何だっけ? って感じで妻の方を見たわけ。そしたらフー・ファイターズの“Best Of You”だったんだよ(笑)
そうしてテイラーが自身の楽曲を演奏してくれていると気づいたデイヴは、ピアノの横に立ちテイラーと共に“Best Of You”を歌ったのだという。
デイヴがこのエピソードを語る様子は、「The Late Late Show with James Corden」のYouTubeで観ることができる。