ブラーのアレックス・ジェームスが、再結成ライブが噂されているレッド・ツェッペリンや、今年の5月から7月に渡ってツアーをしていたザ・ローリング・ストーンズといった往年のバンドに対する否定的な意見を展開していたことが分かった。
「The Mirror」のインタビューにおいて、アレックスはレッド・ツェッペリンの再結成の噂に対し、以下のように否定的なコメントを行っている。
レッド・ツェッペリンがまた再結成するって噂があるけど、誰も彼らの新作なんて聴きたくないわけだろ? みんな“天国への階段”が聴きたいんだよ。
“天国への階段”を作った時って何歳? 20歳くらい?それで今は? もう70歳だろ。
馬鹿げてるよ。僕の場合は少なくともみんな『パークライフ』も聴くし、新作も試してみたいと思ってくれてる。それは本当に重要なことなんだ。自分が他にも言うべきことがあって本当によかったと思う。
またアレックスはローリング・ストーンズのミック・ジャガーについても、「自身のグロテスクなパロディ」になっているとの批判を加えている。
何も言うべきことがないと、ミック・ジャガーのような歳になる頃には、自分自身の不気味でグロテスクなパロディになっちゃうわけ。
最近もローリング・ストーンズは聴いてるけど、彼らのライブに行って聴きたいとは思わないね。ありえない。
そしてインタビューは、アレックスの「78歳で『ジャンピング・ジャック』にはなれないんだよ」という言葉で締めくくられている。