【サマソニ2018予習】ウルフ・アリス、見るべきポイントはここ!

【サマソニ2018予習】ウルフ・アリス、見るべきポイントはここ! - photo by Jono Whitephoto by Jono White

昨年発表されたセカンド・アルバム『ヴィジョンズ・オブ・ア・ライフ』が前作に続き全英チャート2位の大ヒットとなり、UKロックの若手筆頭としての地位を固めた感のあるウルフ・アリス。ダークでメランコリックでゴシックでパワフル。トラッド・フォーク、シューゲイザー、シンセ・ポップ、オルタナティブ、ゴス、ハード・ロック、エスノ・トライバル……UKロック50年の歴史が凝縮されたような音楽性の振り幅は広いが、聴いてすぐにわかる個性がある。女性ボーカリスト、エリー・ロウゼルのクール・ビューティーぶりも相まって、フォトジェニックなビジュアルの魅力もたっぷり。ほとんど死に体になっているUKロック復権の旗頭として期待は大きい。

昨年の単独公演に続き、2度目となるサマーソニックへの出演は、そんな彼らの現在形を示すものとなる。前回のサマソニでは客も少なく線の細さも目立ったが、世界各国を旅して回る過酷なライブ・サーキットは、彼らの演奏を見違えるほど逞しいものにしているだろう。注目度も桁違いのはずの今回は、聴く者を圧倒するような壮絶なステージを見せてくれるはずだ。(小野島大)


「SUMMER SONIC 2018」のタイムテーブルは公式サイトでご確認ください。
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