ポール・マッカートニーが、1980年の来日時にマリファナの不法所持で逮捕され、日本の留置所で9日間過ごした時のことを回想している。
ポールが米TV番組「The Late Late Show with James Corden」の人気コーナー「カープール・カラオケ」に出演したことは先日報じた通りだが、この映像に今回新たな映像が追加され、「Carpool Karaoke: When Corden Met McCartney Live From Liverpool」という1時間の特別番組として現地時間8月20日に放送された。
「NME」によると、ポールは今回追加された映像の中で1980年当時の出来事を回想。
来日時、成田空港でスーツケースに入ったマリファナが見つかり逮捕された時のことについて、次のように語っている。
どうしてそうなったのか記憶がおぼろげなんだけど、でも確かにそうなったんだ。スーツケースの中にマリファナを入れてたら、9日間も留置所で過ごす羽目になるなんてさ。怖いよね!
ポールは続けて、もし自分が「セレブリティ」であるおかげで罪を軽くしてもらえてなかったら、どんな判決が下っていたかについても以下のように明かしている。
担当の男が「おー!(聞き取れない言葉を発する)」って感じで言ってて、僕が「彼は何て言ってるの?」って訊くと、彼は「7年間の重労働」だと言ってたんだって。実際にはそれが僕の行為に対する判決だったんだよ。
さらに留置所で過ごした最後の日の思い出を語り、そこでは容疑者達が皆で一つの共同浴場を使わせられていたのだとも語った。
最後には僕も「もういいや! こうなったら僕も彼らと一緒に入るぞ」という感じでさ。それで皆で入ったんだけど、楽しかったよ。そんな風に日本人の男達と風呂に入るっていうのもね。
なお、ポール・マッカートニーは10月から11月にかけてジャパン・ツアーを行うことが決定している。
ツアーの詳細は以下の記事より。