【速報】Mrs. GREEN APPLE幕張2デイズ2日目、素晴らしかった

【速報】Mrs. GREEN APPLE幕張2デイズ2日目、素晴らしかった

『ENSEMBLE』収録曲だけでなく、インディーズ期の楽曲からまだリリースされていない楽曲までを網羅した、全29曲(アンコール含む)。『ENSEMBLE』のアートワークを彷彿とさせる装飾の施されたステージに立つ5人は、煌びやかな衣装に身を包んでいる。曲によってはダンサーも登場。大森元貴(Vo・G)が歌いながら踊る場面もあった。

人を愛し、憎み、赦すことのできる大森の歌は紛れもなく人間賛歌・人生賛歌であり、メンバー5人(+その他彼らの表現に携わる人たち)の手を介し、聴き手一人ひとりの元に渡ることにより、かけがえのない光を宿すようになる。歓びも嬉しさも葛藤も孤独も曝け出した果てに待つラストの大団円は、そのすべてを肯定するようで、とても美しいものだった。

ミセスのライブが常に「楽しく」あろうとするのはなぜか。彼らの音楽はどうしてエンターテインメントを纏うようになったのか。大森は何故いつも客席に、後悔なく楽しむよう語りかけるのか——。そういった問いに対する答えがギュッと詰まった、かなり本質的なライブだったように思う。このバンドが進むうえで、必然の日だったのではと思わされるほどに。

ライブハウスツアーも発表されたし、メンバーは次の制作に取り掛かっていて既に前を向いているようだが、この素晴らしい夜のことはもちろんしっかり記す所存。後日公開のライブレポートを楽しみにしていてください。(蜂須賀ちなみ)
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