ビリー・コーガン、スマパン不参加のダーシーに再び言及。対立がピークに達してもなお「再加入を希望した」ダーシーは「狂気」と語る

ビリー・コーガン、スマパン不参加のダーシーに再び言及。対立がピークに達してもなお「再加入を希望した」ダーシーは「狂気」と語る - スマッシング・パンプキンズ公式ツイッター(@SmashingPumpkin)よりスマッシング・パンプキンズ公式ツイッター(@SmashingPumpkin)より

ニュー・アルバム『Shiny And Oh So Bright, Vol. 1 / LP: No Past. No Future. No Sun.』を11月16日にリリースするスマッシング・パンプキンズだが、再始動するまでには元ベーシストのダーシー・レッキーとの確執が取り沙汰されていた。

バンド再結成の発表前には、ダーシーが自身抜きでの再結成が知らない間に決まっていたと発言し、バンドが後日、「ミス・レッキーに対してはバンドとの演奏やデモ・セッションへの参加、そして(それが駄目なら)せめて直接顔を合わせようと、何度も声を掛けてきました。しかし彼女は、そうした誘いに対する返答をすべて先延ばしにしてきたのです」とのコメントを発表

この後にも両者はメディアのインタビューやSNSを通して反論をし合い、バンドとダーシーの間には深い溝が生まれていた。


こうした経緯を経て再始動に至ったスマッシング・パンプキンズだが、ビリー・コーガンが今回新たに、元ベーシストのダーシー・レッキーとの再結成をめぐる対立がピークに達した後でさえ、彼女がバンドに再加入できないか訊いてきたと主張。

やはりもともと再結成を計画していた際にはダーシーを誘っていたと強調しつつ、「Pulse Of Radio」に対し以下のように語っている。

ゴールは僕らが4人でひとつステージに立つことだった。それが1曲だろうがライブ全体だろうが、僕としてはどっちでもいいと思ってた。だけど、時期とか現実とか条件とか、あともちろんビジネス面についてもだけど、そういうことについて話し始める段階になって、すべてが決裂したんだ。

僕としてはかなり思いやりをもって親身になって出した条件でも、彼女は「ノー、こうすべきよ」という感じでさ。彼女の反応は「じゃあ実際に会って一緒に演奏してみよう、あなたが間違っていることを見せてあげる」というものではなく、「ノー」だった。それから脅しが始まり、偽りが始まったんだ。

しかも橋が爆破されて、永遠に関係が壊れたあとでさえ、仲介者を通した裏ルートから「まだ戻れる?」って連絡があったんだ。それがもう狂気の度合いを示していると思うよ。



なお、スマッシング・パンプキンズは先日、『Shiny And Oh So Bright, Vol. 1 / LP: No Past. No Future. No Sun.』の音源の他に「今後20年間、2ヶ月ごとにリリースできるほど」の楽曲が完成していると明かしていた

ビリー・コーガンによると、「僕らはこれからみんなをコンテンツ責めにする」とのことだ。
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