ONE OK ROCK×オーケストラ=超ONE OK ROCKだった

ONE OK ROCK×オーケストラ=超ONE OK ROCKだった
ONE OK ROCKは、想像力にも欲望にも一切リミッターをかけずに活動し、そして楽曲を生み出してきたバンド。
だからこそ特に初期の楽曲には「まだ音になっていない音」の種が散りばめられている。
今回、彼らはオーケストラと共にライブをすることで、その「まだ音になっていない音」や「新たな可能性を秘めた音」の種を咲かせて、そこから次の自分たちの扉を開くことに挑んだのだということが実際にライブを観てよくわかった。
オーケストラは明らかにONE OK ROCKのロックの一部となり、バンドの音はロックであることから解き放たれていて、最終的にガッツリロックでありながら、ガッツリロックを超越した、ONE OK ROCKというジャンルでしかない世界がこれまでで最も鮮やかにダイナミックに見えたライブだった。(古河晋)
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする