ディアハンターの元ベーシストであるジョッシュ・フォーバーが逝去したことが明らかになった。現在のところ死因は発表されていない。享年39歳だった。
フォーバーは2004年にディアハンターに加入し、翌年発表された1stアルバムに参加。その後同バンドの4枚のアルバムに参加。5枚目のアルバム『モノマニア』の制作が始まる前の2012年にバンドを脱退した。
最後に参加したのは2010年の『ハルシオン・ダイジェスト』、さらには『Fluorescent Grey』と『Rainwater Cassette Exchange』のEP2作品だった。
「NME」によると、バンドのフロントマンであるブラッドフォード・コックスはフォーバーの脱退について、「ケンカは一度もなかったし、険悪なものは一切なかった」とのちに「Pitchfork」に語っていたという。
フォーバーは他にもアトランタのElectrosleep InternationalやS.I.D.S.といったバンドに在籍し、Diet Colaという自身のソロ・プロジェクトでも活動していた。
さらにはインディ・レーベルArmy Of Bad Luckを運営し、地元のPleasure CruiseやBattlecat、オースティンのFinally Punkといったバンドの音源をリリースしていた。
ディアハンターは現地時間11月3日にフォーバーを含めたバンドの写真をInstagramに投稿し、「今はとても辛い時期」と綴っている。