現在公開中の映画『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックが、「フレディをがっかりさせたくなかった」と語っていたことがわかった。
「Radio X」によるとインタビューでマレックは、「今フレディは、僕にとって本当に大きな存在なんだ。彼という人間に恋をしていて、どこか精神的に彼と繋がっているとも感じる」と語っていたという。
そしてインタビュアーが、「(ラミが)いかにフレディを演じるか心配していた」と述べると、次のように答えていたとのことだ。
どれほどフレディが、ファンにとって大切な存在か分かってるから誰も失望させたくなかったし、誰よりもフレディをがっかりさせたくなかった。
彼を称えるために役を演じ切りたかったし、超自然的とも言える存在を体現して、彼の本質を表現したいと思っていた。自分が持てる全てを注ぎこんだし、ファンも楽しんでくれたらいいな。
また、マレックはフレディを演じるにあたって以下のように彼を研究し、自身の演技に取り入れたという。
フレディ本人と、彼が影響を受けたインスピレーションの元を観察した。例えばライザ・ミネリやデヴィッド・ボウイ、ジミ・ヘンドリックスなんかをね。
どこからインスピレーションを得て、フレディが自分のスタイルや優雅さ、魅力を築き上げたのか理解しようと努めた。
フレディはバレエとオペラが大好きだったから、僕自身が“これがフレディ”だと思う要素を取り込み、毎日演じるようにしたんだ。
更に彼は、そのように研究をすることを通じて得たフレディに対する印象を、以下のように語っているという。
初めてフレディの映像を何度か見た時に、“彼は複数の人格を持ってるな”って思ったけど、それだけじゃない。フレディは彼が望むやり方で、人生と掛け引きする方法を心得ていたのさ。
ラミ・マレックがフレディ・マーキュリーについて語る動画は、「Radio X」のウェブサイトにおいて公開されている。
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