2017年2月にファイナル・ツアー「ジ・エンド」ツアーを終えたブラック・サバスだが、ソロとしてのファイナル・ツアー「No More Tours 2」を開催中のオジー・オズボーンがトニー・アイオミについて語っていたことが分かった。
以前にもサバスでは自由がなかったと語っていたオジーは、「The Times」との新たなインタビューでバンドの活動を振り返りつつ、ギタリストであるアイオミとの仕事を元カノとの再会になぞらえて次のように話している。
どんな感じだったかって言うとさ、若い頃にスージーって子と出会って、彼女と別れたあと30年会ってなかったわけ。
そんで彼女が帰省したってことで「じゃあ連絡してみようかな」となるわけだよ。なぜなら人間っていうのは良いことしか覚えてなくて、彼女との時間を1週間くらいに絞り込んで、「あの1週間は素敵な時間だったな」って記憶してるからさ。
だけどよくよく考えたら、「あの最悪に惨めだった4年9ヶ月のことをすっかり忘れてた」って気づくわけ。
なおアイオミへの個人的な思いについては、以下のように語っている。
彼と働くのが好きかって? それはないね。彼のことを個人的に好きかどうかっていえばそうだけどね。個人的には、彼のことが大好きだよ。
誰かに「ブラック・サバスにはリーダーはいた?」って訊かれたら、それはトニー・アイオミだったって答えるよ。だって、彼のギター・リフがなかったら、俺たちはいまだにライブもできなくて、途方に暮れて、「俺たち、どうすればいいの?」って言ってるだろうからさ。
なお、オジー・オズボーンは来年3月に開催される「Download Japan 2019」での来日が決定している。
※2月19日追記:「Download Japan 2019」のオジー・オズボーンの出演はキャンセルとなりました。