2017年2月にファイナル・ツアー「ジ・エンド」ツアーを終えたブラック・サバスだが、オジー・オズボーンがバンドが「真面目すぎた」ためソロの方がいいと語っていたことが分かった。
「Ultimate Classic Rock」によるとオジーは先月にも、ブラック・サバスとのツアーが「楽しくなかった」とし、「自分らしく振舞うことで彼らに反感を買った。でもそれ以外に俺はどうすりゃいいんだよ?」と話していたとのことだ。
一方でサバスのギタリストであるトニー・アイオミは、オジーは「楽しんでいるように見えたし笑いもあった」とコメントしていたという。
そして今回、オジーは「Rolling Stone」の最近のインタビューで、「サバスでは俺は一介のバンドのシンガーでしかない」と言い、一方自分のグループでは「多いに自由にやれて楽しい」として、次のように語っているという。
サバスでは楽しむことを許されてないんだ。トニーは「俺のソロの最中に話すな」と言って俺に説教しようとしたんだ。だから俺は、「おい本気か? 曲の大半はソロじゃねえか。イントロが5分もあって俺が2秒くらい歌ったらまたソロだろうが」と返したわけ。
ソロだと楽しめるし、俺にとって音楽ってのはそういうもんだ。俺はクソ真面目なシンガーじゃねえんだよ。観客を盛り上げようとしてるただのフロントマンなんだ。
なお自身のソロとしてのファイナル・ツアー「No More Tours 2」が続く中、自分のキャリアについては「何一つ変えたいと思わない」とこれまでを振り返り、「一つでも変えたら今の俺はいないからね」と語っているということだ。
オジーは先日、感染症により手の手術を受け同ツアーの複数の公演を延期していた。