Base Ball Bear、新EP『ポラリス』収録“Flame”のMV公開。監督は映画『赤色彗星倶楽部』の武井佑吏

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  • Base Ball Bear、新EP『ポラリス』収録“Flame”のMV公開。監督は映画『赤色彗星倶楽部』の武井佑吏 - 『ポラリス』発売中

    『ポラリス』発売中

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Base Ball Bearが、最新作のEP『ポラリス』のリード曲“Flame”のミュージックビデオのフルバージョンを、本日GYAO!にて先行公開した。

今回のミュージックビデオは、2018年の映画『赤色彗星俱楽部』の武井佑吏監督による作品。バンドサイドからのラブコールによって実現した今回のミュージックビデオは、同一のフェイズに安住せず常に前進を続けるバンドのアティテュード、楽曲に込められたメッセージと世界観が可視化されたショートミュージックフィルムとなっているという。

なお、“Flame”が収録された最新EP『ポラリス』は本日より発売。またiTunes Store、レコチョクなどの各配信サイトや、LINE MUSIC、Apple Music、AWAなど主要定額制音楽ストリーミングサービスにて配信が開始されている。


【小出祐介 コメント】
「Flame」は自分にとっての新境地です。
これまでは、歌詞の意味を1から100まで説明できないと許せなかったのですが、まだ答えが見つかっていない、だけどすごく歌いたい、でもどうしてもフレームにはめ込むことができない気持ちを歌詞にしてみるのも良いんじゃないかと。そして、意味はこれから何度も歌うなかで考えていくというのも、歌のあり方としてダメなことではないだろうと、ある日突然思い至りました。人生の半分もバンドをやっていると、こういう心境の変化もあるものなんですね。これから先、歌っていくことが楽しみです。
今回、武井佑吏監督にMVを撮ってもらいたいと思ったのは、監督の作品『赤色彗星倶楽部』がまさに“言葉にはできない強い気持ち”を捉えた作品だったからです。
物語のない「Flame」MVはきっと、見る人それぞれにそれぞれの答えが見つかるでしょう。それが良いと思います。ぜひ何度もご覧ください。

【監督・武井佑吏 コメント】
片田舎のその高校では自転車+イヤホンというスタイルで通学することが禁止されていました。危ないからです。それでも家を出て校門をくぐる直前まで、白昼堂々の数多ボーイズ&ガールズはイヤホンを手放せませんでした。ビビッドなタワレコの袋に入れて、気になるあの子と貸し借りした『完全版「バンドBについて」』。今でもぼくはあのカラッと晴れた田んぼ道を駆け抜けながら夏待中です。
『Flame』という曲は、ポジティブもネガティブも、生活の瞬間瞬間を愛しむ歌だと思っています。例えば、付き合っていた彼女がタヌキ顔の店員を気に入っていたとして、わざわざ家から少し距離のあるコンビニに向かって夜道をトコトコ行きます。アイスを買って店を出ると二人してケラケラ笑います。タヌキに会ったから。何が起こってあんなに愉しかったのか、笑ったのか今となっては全く検討が付かないとしても、その瞬間には、人生における幸福の液体(溶け出したスーパーカップのバニラ味)みたいなものが勿体ないくらいダラダラと流れていて、溢れ出た刹那を、脳を引っ掻いてでも焼き付けておかなければいけないことが、世の中には度々あります。走馬灯というとなんだか大げさですが、日々順番に更新されていく記憶を掬いとるような、かき集めるような映像を目指しました。決して劇的ではないですが、暮らしの中できっと誰もが背負っていく場面の連続を想像して頂けるとうれしいです。


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