複数名から性的暴行の告発を受けている『ボヘミアン・ラプソディ』のブライアン・シンガー監督だが、次回作として発表されていたマーベル・コミックスをもとにした映画『Red Sonja』の製作が保留になったことが明らかとなった。
シンガーと1000万ドル(約11億円)の契約を結んだと言われていたMillennium Film配給の『Red Sonja』だが、1月末の時点ではMillennium FilmのCEOアヴィ・ラーナーが「私は議題に振り回されたフェイクニュースと現実との違いを知っていますし、この判断に非常に自信を持っています。アメリカでは、罪が証明されるまでは無罪なのです」とコメントしていた。
しかし今回「The Hollywood Reporter」の報道を伝えた「Consequence of Sound」によると、『Red Sonja』はMillennium Filmsの手から離れ、ベルリン映画祭併設のEuropean Film Marketにも出品されないという。
「The Hollywood Reporter」の報道ではシンガーが解雇されたわけではないと伝えられているが、製作の目途は立っていない状態のようだ。
シンガーは過去にも複数名から性的暴行の告発を受けており、先月末には「The Atlantic」の記事を通し、新たに4名が未成年時代に監督から被害を受けたとして訴えている。
この件を受け、現地時間2月10日に開催された英国アカデミー賞授賞式で作品賞にノミネートされていた『ボヘミアン・ラプソディ』から、シンガーの名前が保留になったことも報じられていた。