性的不正行為疑惑のライアン・アダムス、元妻が「不健全な」結婚生活を語る。ギタリストは「ライアンの言葉全てが嘘」だったと明かす

性的不正行為疑惑のライアン・アダムス、元妻が「不健全な」結婚生活を語る。ギタリストは「ライアンの言葉全てが嘘」だったと明かす

ライアン・アダムスが、複数の女性から精神的および性的嫌がらせの告発を受けたと「New York Times」が報じたことは本サイトでも先日報じた通りだが、元妻のマンディ・ムーアが彼との結婚生活を明かしたほか、彼のバンドメイトがコメントを発表した。

「Pitchfork」によると、2009年から2016年までライアンと結婚していたマンディだが、マーク・マロンのポットキャスト番組「WTF」に出演し、彼との結婚生活について次のように語っていたという。

私は彼のために人生を生きていたの。完全に不健全な関係で、私は自己意識を失っていたわ。

まるで溺れているかのように感じて、とてもじゃないけど持ち応えることも維持するのも不可能だった。すごく寂しくて悲しかったし、私は彼と一緒にいながらも孤独だったの。

さらに、フルタイムで働いたら夫婦関係を維持できないと悟ったマンディは「私を必要として、何もさせてくれない人に注意を注ぎ続けなければならなかったから、自分の仕事ができなかった」と語り、自身の仕事を減らしたことも明かしている。

なお、マンディが「WTF」に出演したのは「New York Times」がライアンについて報じる前だったため、今回の告発に関しては言及していない。

一方、 ライアンのバンドのギタリストであるTodd Wisenbakerも、今回の告発に関して自身のInstagramに以下のようなコメントを投稿した。

ToddがInstagramを通して発表したコメントの全文訳は以下。


「誰かが、これほどの怪物になれると信じるよりは簡単だったから、俺は、ライアンの異常なバージョンの真実を信じることにした時もあった。それって気分が悪くなるし恥ずかしいことだよな。最近、彼が俺に言った全てのことが嘘に嘘を重ねた嘘だったことを知ったし、全てが言い訳と否定でまみれていた。

少し前に俺はライアンに助けを得るように伝えて、彼は俺に助けを求めた。援助を必要としている人を助けたことに悔いはないし、後悔もしないだろう。俺は許しも贖いも回復も信じてるけど、俺の人生は誰かの完全なる妄想のせいで完璧にメチャクチャになってしまった。

俺の家族の安全が脅かされるんじゃないかと恐れていたから何も言わなかったけど、この件について意見する責任があると悟ったんだ。告発した女性達は、言葉では言い表せないほど勇敢だ」

このToddのコメントに関して、彼の妻で、元ヴィヴィアン・ガールズで現在はラ・セラとしてToddと活動するケイティ・グッドマンは、自身のInstagramに彼をサポートする投稿をアップしている

マンディやToddの他にも、告発を行った女性の1人であるフィービー・ブリジャーズも、先日SNSでこの件についてコメントを発表していた

「The Guardian」などによれば、この一件に関してFBIが捜査を始めているとも報じられている。
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