1月に通算4枚目となるニュー・アルバム『アシューム・フォーム』をリリースし、7月に開催される「FUJI ROCK FESTIVAL '19」への出演も決定したジェイムス・ブレイク。
『ロッキング・オン』4月号では、変化作とも言えるニュー・アルバムについて迫った、ジェイムス・ブレイクへの貴重なインタビューを掲載している。
過去のアルバムから新たなモードに入って制作されたニュー・アルバムだが、ここ3年でコラボしてきたジェイ・Zやケンドリック・ラマーらヒップホップのアーティストとの仕事が与えたアルバムへの影響について、彼は以下のように答えた。
そうだね。サウンド面で大きな影響を受けたと思う。とりわけ、他のアーティストのプロデュースをしたことで、すごくたくさんの新たなアイディアを得たと思うから。
他のアーティストがどんな過程で曲を作っていくのか見られたことも勉強になった。これまで自分がやってきたことを、いかに効果的にできるのか分かったしね。おかげで僕の古いやり方から、僕を自由にしてくれたんだ。
また、ブレイク自身が写っているという点では過去作と共通しているものの、はっきりと真正面から顔を写し、前髪をかきあげた写真を使用したアルバムのアートワークについて、全てを積極的に曝け出そうとするメタファーとも取れるではないか、と訊かれるとブレイクは以下のように答えた。
そうだと思うよ。ああいう風に写真を撮ることにしたのは、このアルバムに収録された音楽で、これまでになく自分の脆さ、傷付きやすい面を出したからだと思う。
だから、アルバムのカバーも、それを象徴するべきだと思ったんだ。それで写真を撮影した時に、色々な写真を撮ったんだけど、でもあの写真が、一番訴えかけてきた。あの写真が、僕にとっては、一番僕自身に思えたからね。僕が自分をどんな風に思っているのか、それを捉えた僕の写真だったんだ。
インタビューではこの他、アルバムでコラボしたモーゼス・サムニー、トラヴィス・スコット、アンドレ3000との繋がりや、プライベートも含めこの3年でブレイクの心境がどのように変化したかも赤裸々に語ってくれている。
数々のコラボや人としての愛に触れることで完成した『アシューム・フォーム』は、一体どのような過程を経て作られたのか、そのすべては『ロッキング・オン』4月号を読んでチェックしてほしい。
ジェイムス・ブレイクのインタビュー記事は現在発売中の『ロッキング・オン』4月号に掲載中です。
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