日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』の主題歌=米津玄師“馬と鹿”サプライズ発表に5度驚いた

1つ、事前の主題歌発表がなかったので『半沢直樹』パターンの主題歌なしかと思いながら大泉洋の熱演に見入っていたら突然、米津玄師の声が流れ出したこと。
2つ、今や国民的アーティストになったとは言え日曜劇場、池井戸潤原作ドラマに米津玄師と言う組み合わせの意外さ。
3つ、第一話から一筋縄ではいかない展開の果てに「どん底」から「トップ」を目指して胸を張って登場人物たちが闘っていくストーリーに完全に寄り添うエネルギーとスケールとリアリティと美しさが歌にもメロディにもサウンドにも聴きとれる歌詞にも貫かれている、新たな王道の名ポップスを米津玄師が生んだと言うことが瞬時に伝わってきたこと。
4つ、タイトルがなんと“馬と鹿”だったこと。
5つ、そのタイトルも含めて戦略性とまっすぐで熱い思いを兼ね備えたまさに米津玄師であり、実は大泉洋が演じる主人公・君嶋にもピッタリ重なる、見事なタイアップだということに気付き震えた。

と言うわけで『ノーサイド・ゲーム』の来週からの展開も、“馬と鹿”と言う新たな名曲がこの国に広がっていくのも、楽しみ過ぎます。(古河晋)
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