これは、今年の11月16日に現メンバーによるバンド結成10年を迎えることを記念しての発売となる。2009年11月16日、当時メンバーが次々と脱退して尾崎世界観(Vo・G)の「一人バンド」となっていたクリープハイプに3人が正式に加わり、それからの10年間のなかで起きた震災、インディーズアルバムの成功、失踪、メジャーデビュー、解散の危機、レーベル移籍、不当なバッシングなどの困難をバンドはどのように乗り越えていったのかが描かれているとのこと。
尾崎は「バンドは最小の会社組織のようで、会社そのものじゃない。家族より長い時間をすごしているけど、家族でもない」と語っており、同じ出来事に対して、メンバー4人が別々の場でじっくりと語った話は、ときにまるで違う景色を映し出し、ときに本当の「バンド」になっていった過程を明らかにし、「全ての仕事」に通底する難しさと秘訣に迫る内容に仕上がっているという。
なお、同作は10月10日(木)に新木場 STUDIO COASTにて行われるライブで先行販売される。
●書籍情報
『バンド』
2019年10月20日(日)発売
定価:1,900円+税
クリープハイプ(聞き手:木村俊介)
装丁:寄藤文平(文平銀座)
※初版限定特典として、クリープハイプメンバー4人全員のサイン入りポストカード(デザイン:寄藤文平)
※10月10日(木)新木場 STUDIO COAST でのクリープハイプ・ライブ会場にて先行販売予定
※ライブについての詳細は、クリープハイプオフィシャルサイトをご覧ください