アルコール依存症のリハビリを終えたと報じられていたメタリカのジェイムズ・ヘットフィールドだが、今後もリハビリを継続するため、メタリカが出演予定であった米フェスへの出演を一部キャンセルしたことがわかった。
「Ultimate Classic Rock」によると、メタリカは現地時間5月15日~17日にかけてオハイオ州で開催される「Sonic Temple Festival」、さらに9月18日~20日にケンタッキー州で予定されている「Louder Than Life」への出演をキャンセルしたという。
バンドの公式Facebookで公開されたジェイムズのコメントによれば、「健康を手に入れ維持する努力を続ける一環として、(両フェスティバルが開催される)この週末は回復するための大切なイベントがあり、日にちを動かせないんだ。これらのフェスのチケットを購入してくれた全てのファンに謝罪したい」とキャンセルした理由について説明していたとのこと。
なお、「Sonic Temple Festival」ではメタリカの代わりにレッド・ホット・チリ・ペッパーズとトゥールがそれぞれヘッドライナーを務めるそうだ。「Louder Than Life」については、現時点で代役などは決まっていないとのこと。
また、同声明でジェイムズは、年内に予定しているツアーについてはキャンセルした2公演以外は全て出演するとも伝えている。
「Consequence Of Sound」によれば、ジェイムズは2月20日にビバリーヒルズで開催された、昨年9月に亡くなったエディ・マネーのトリビュート・コンサートにサプライズで登場したそうで、同ステージではエディの“Baby Hold On”をアコースティックで演奏。リハビリ後、初めてとなるパフォーマンスを行っていた。