ニール・ヤング、『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』50周年記念盤のリリースを計画中。71年の未発表映像を収録したライブ映画も製作中か
2020.03.02 18:10
ニール・ヤングが、1970年に発売したアルバム『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』の50周年記念盤をリリースする計画を進めているそうだ。
「Consequence of Sound」によると、ニールの公式アーカイブ・サイト「Neil Young Archives」では具体的なリリース日は明かされていないそうだが、50周年を迎える9月19日以降にリイシュー盤が発表されるのではないかとみられている。
なお、同リイシュー盤には『Young Shakespeare』と題したライブ映画が収録される計画もあるそうで、映画には1971年1月22日、米コネチカット州ストラトフォードのShakespeare Theaterで行われた公演をはじめとする未発表のライブ映像が収められるとも報じられている。
Shakespeare Theaterでのライブ映像に関しては、これまで長年にわたり作品化の話が浮上していたそうだが、最近プロデューサーのジョン・ハンロンとニールのチームは、ドイツのテレビ番組で放送された映像を含めた「古い16ミリのワーク・プリントと失われたテープ」からコンサート全体を再構築したという。
ニールは未発表映像について、「『Young Shakespeare』は時代のパフォーマンスだ。個人的かつ感情的であり、私にとってはその時代を定義するものなんだ」と称していたそうだ。
現時点では、『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』のリイシュー盤と『Young Shakespeare』が合わせて発売されるのか、またはそれぞれ単独でリリースされるのかは明らかとなっていない。
なお、ニールは以前にウェブサイトで、クレイジー・ホース時代に演奏した昔ながらの会場を回るツアー「Crazy Horse Barn Tour」を敢行したいと明かしていた。