92年のデビュー以来、ポップでありながらも実験的というその音楽性で人気を博してきたステレオラブ。今年2月には、5年ぶりとなる日本ツアーを行ったばかりの彼らが活動休止を発表した。
日本時間の4月2日、ステレオラブのオフィシャル・ウェブサイトに、バンド・マネージャーのマーティン・パイク名義で、『休止/長期休暇/中断/休息時間/息抜き』とのメッセージが投稿された。
それによれば「アマゾンの歴代ベストインディ・ロック・アルバムで51位に『エンペラー・トマト・ケチャップ』がランク・インし、ひとまず大きな仕事を終えたと感じています」「予定されていた最後の2公演をキャンセルせざるをえなかったのですが、チケットを購入していただいた皆さんにはお詫び申し上げます。今後新曲をレコーディングする予定はありません」とのこと。
ステレオラブが運営するレーべル<Duophonic>から、バンドレア音源集である『スウィッチド・オン』シリーズ最新作や、昨年発表された最新アルバム『ケミカル・コーズ』の続編『ケミカル・コーズ2』、旧譜のリイシューなどを予定しているとのことだが、ステレオラブ名義での新作は当分発表ないという。
なお各メンバーは、少し休みをとりながら、別のプロジェクトに取り組んでいくという。