モトリー・クルーのトミー・リー、ファイナル・ツアー時に交わした契約書を爆破した理由を明かす

モトリー・クルーのトミー・リー、ファイナル・ツアー時に交わした契約書を爆破した理由を明かす

昨年11月にモトリー・クルーが再結成を発表した際、ファイナル・ツアー時に署名した契約書を動画で爆破した理由について、ドラマーのトミー・リーが明かしていることがわかった。

ファイナル・ツアー時に交わした契約書とは、2014年1月に記者会見でモトリー・クルーが、「今後メンバーはモトリー・クルー名義で活動を行わない」と、バンド全員が署名した「ツアー活動終了合意書」のことだ。

Blabbermouth」によると、SiriusXMの番組『Debatable』に出演したトミーは、Netflix映画『ザ・ダート: モトリー・クルー自伝』を観てバンドのファンになった若い世代に、カムバックを大々的に伝えるために契約書を爆破したと語っている。

映画が、新世代の若者をインスパイアしたんじゃないかな……。若者ファンの多くと話をしたからわかるんだ。俺はたくさんの若いファンと繋がってるし、みんなが「バンドが現役だった80年代って、本当にあんな感じだったの?」って訊いてくるんだ。

だから、俺が「そのまんまだったよ」って答えると、若者ファンは「オー・マイ・ゴッド」ってなっててさ。若者世代は80年代を体験し損ねたように感じてて、実際にそうだ。だって、今とは違って昔は何でも自由だったからさ。何でもアリだった。若者はその一部になることを望んでて、それを目にしたいと思ってる。

だから、そうだね、今では映画の影響で、俺たちがやってることや俺たちが生きた時代を見るのにワクワクしている若い世代がいるんだ。キッズたちは、まだ俺たちが生きてるって信じられないんじゃねえかな。きっと、「まだ奴らは健在で、(簡単に死なないから)ゴギブリか何かかよ? 誰も奴らを殺せない」ってね


トミーは契約書を爆破する派手な演出で再結成を発表し、映画を観て新しくファンになった世代にカムバックと健在ぶりをアピールしたかったと述べていた。

なお、モトリー・クルーがデフ・レパード、ポイズン、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツと合同で行なう「ザ・スタジアム・ツアー」は、来年夏に延期することが発表されている

また、「Knotfest.com」のインタビューでトミーは、「ザ・スタジアム・ツアー」のステージ・プロダクションについて「ブっ飛ぶほどスゲえ!」と明かしていた
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