9月11日に11枚目となるスタジオ・アルバム『WE ARE CHAOS』をリリースしたマリリン・マンソンが、今年の春から夏にかけてサポートアクトとして一緒にツアーする予定だったオジー・オズボーンへの想いを語った。
「Consequence of Sound」との最新インタビューで、マリリンがオジーから受けた影響などについて明かしている。
「俺がクリスチャンの学校に通ってたときに、オジーのソロ・デビューアルバム『ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説(原題:Blizzard of Ozz)』を手に入れたことを覚えてる。お袋がそのアルバムを買うために、俺をレコード店へ連れて行ってくれたんだ。そのアルバムが、クリスチャンの学校で敬遠されて禁じられてたときにね。
オジーには決して消えることがない、奇妙な神秘性があったのを覚えてるよ。彼がリアリティ番組に出演していようがね。どうにか、あの番組はオジーの音楽をダメにせずに済んだ。俺は自分の私生活をリアリティ番組で見せたくないから、絶対にやらないけどね。だけど、彼の音楽は番組を完全に超越してたし、それって凄いことだよ」
続けてマリリンは、かつて憧れていたロックスターと過去にツアーできた喜びについても語っている。
「確か10年生のときに、壁に“Shot in the Dark”(オジーの曲)のポスターを貼ってたのを覚えてる。オジーとブラック・サバスとも一緒にツアーすることができて最高だった。いつも彼は寡黙で興味深い人だったよ。俺たちはツアーのある時点で、奇妙なことに絵画を通じて親しくなったんだ」