ラーズ・ウルリッヒ、二度と聴きたくないメタリカの曲を明かす

ラーズ・ウルリッヒ、二度と聴きたくないメタリカの曲を明かす

メタリカのドラマー、ラーズ・ウルリッヒが、二度と聴きたくない自身のバンドの曲を明かしていることがわかった。

「Vulture」のインタビューを報じた「Ultimate Classic Rock」によると、ラーズはメタリカで一番気に入らない曲について次のように語っている。

「アルバム『メタル・ジャスティス』に“Eye of the Beholder”っていう曲があるんだ。

あの曲を耳にするたびに、冒涜はしたくないんだけれど、こじ付けのように聴こえてさ。丸い穴に四角い部品を入れようとしているみたいな、2つの違うテンポのように聴こえるんだ。イントロとヴァースは4分の4拍子っぽいのに、コーラスはワルツみたいなテンポだと思う。文字通り、2つの異なる世界がお互いをこすり合せてるようで、俺にとってはぎこちなく聴こえるんだ。あの曲は好きじゃないね」


続けてラーズは、ついバンドの曲を分析して素直に受け止められないとも明かしている。

「俺にしてみたら、それぞれの瞬間でバンドはベストを尽くしたと思う。もちろん、時には腰を据えて曲を聴くと『ええ?』とか、『もっと良くできたはずだ』とか思うこともあるけど。

でも、過去は過去だという結論に戻って、俺は過去には時間を費やさない。その点について、俺ができることはそんなにないからね。

正直なところ、昔の曲もメタリカの音楽も聴かないんだ。理由の一つは過剰に分析的になってしまうからでさ……。自分の大好きなバンド、例えばレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンなんかを聴くと自然にのめり込めるけど、メタリカの曲が流れると『ええ?』ってなるんだよな」


なお、以前にラーズは夢のロック・フェスティバルを開催するなら、1970年代初期のディープ・パープルとレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、絶頂期のオアシス、オリジナルメンバーのガンズ・アンド・ローゼズAC/DCに出演してほしいと語っていた
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