同映画は、松竹映画100周年を記念した作品で、日本代表する映画監督・山田洋次が監督を務め、これまで数々の文学賞を受賞してきた小説家・原田マハによる同名小説が原作となっている。これまで、沢田研二、菅田将暉、永野芽郁、宮本信子のキャラクタービジュアルが解禁されている。
山田監督作品に初出演を果たす野田は、菅田演じる若き日の主人公・ゴウの盟友、テラシンを演じる。テラシンは、ゴウと共に撮影所で映写技師として働き、「将来は自分の名画座を持ちたい」と熱く夢を語る真面目で誠実な男だが、女性に対してはめっきり不器用という役どころとのこと。菅田とは、ドラマ『dele』(2018、テレビ朝日)の第4話にゲスト出演して以来、約2年半ぶり二度目の共演となる。
今回新たに公開されたビジュアルには、その誠実でひたむきな、心優しいテラシンの姿が映し出されており、先日公開された4人のビジュアルと共に虹の架け橋で繋がるデザインに仕上がっているという。今後新たに発表されるキャストも、一人ひとりのビジュアルが徐々に繋がっていく予定とのこと。
【野田洋次郎 コメント】
この度『キネマの神様』に参加させて頂きました。物心ついた時からずっと山田監督の映画の世界に触れていた者として、今回頂いたお話はどこか絵空事のようでした。山田監督の演出は明確で、緻密で、何より映画への愛が溢れ出していました。もっともっと触れていたいと、監督の話を聞いてみたいと終盤に向かうに連れ名残惜しくなりました。きっとご覧になった誰しもが映画の持つ魔法に心を強く打たれることと思います。『キネマの神様』をどうぞお楽しみに。
●映画情報
松竹映画100周年記念作品/山田洋次監督最新作
『キネマの神様』
2021年全国ロードショー
■監督:山田洋次
■脚本:山田洋次 朝原雄三
■原作:原田マハ「キネマの神様」(文春文庫刊)
■出演:沢田研二 菅田将暉 永野芽郁 野田洋次郎 宮本信子
■配給:松竹
(C)2021「キネマの神様」製作委員会
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