スマッシング・パンプキンズのフロントマン、ビリー・コーガンが、バンドの3rdアルバム『Mellon Collie and the Infinite Sadness 』制作中、ボビー・ブラウンにスタジオから追い出されたエピソードを披露している。
「Radio X」の番組『X-Posure with John Kennedy』に出演したビリーが、今年でリリース25周年を迎える同アルバムのレコーディングの想い出を語り、次のように振り返っていたという。
「『Mellon Collie and the Infinite Sadness』の制作が数ヶ月遅れていたんだ。(次にスタジオを使う)奴らがスタジオから俺らを追い出そうとドアを叩いていた。実際に、ミキシングをしている間にボビー・ブラウンがスタジオに入って来たんだ。
違うスタジオに俺らは移動したけど、まだミックス出来てない曲が2つあって、その1つは“Tales Of A Scorched Earth”だった。でも、まだボーカルが入っていなかったんだ」
しかし、ビリーは午後6時にニューヨーク行きの飛行機に乗らなければならず、その1時間前にプロデューサーにスピーカーで“One was Tales Of AScorched Earth”を大音量でかけるように言い、音に合わせて2テイクでボーカルを収録したと明かしていた。
なお、スマッシング・パンプキンズは、11月27日にニュー・アルバム『Cyr』をリリースする予定だ。
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