8月7日(水)より開幕する「第106回全国高校野球選手権大会」のテーマソングとして書き下ろされたこの楽曲は、「続けること」の尊さを、力強いメッセージとともに真っ直ぐに歌い上げたミディアムナンバーとのこと。
高校野球の聖地である甲子園球場にメンバー4人で足を運んだ際に、りょたち(Vo・G)は、「高校野球って必ずしも楽しいことばかりじゃない。つらい練習があったり、試合に負けたとか、レギュラーになれないとか、そういう悔しさもあると思うんです。それでもずっと続けられる理由は、やっぱり”好きだから”なんじゃないかなと思うんですね。それは野球だけじゃなく、僕にとっての音楽でもそう。」と制作時の思いを語った。
なお“ずっと好きだから”は、「熱闘甲子園」のテーマソングをはじめ、大会期間中に連日放送される高校野球の中継や、甲子園出場決定までの全国地方大会の結果を紹介する「甲子園への道」など、高校野球関連番組で使用される予定。
また、ねぐせ。公式YouTubeやSNSでは、“ずっと好きだから”の音源が一部聴けるティザー映像が公開。リリース情報は追って発表される。
【りょたち(Vo・G) コメント】
夏の高校野球応援ソングとして、書き下ろしさせていただきました。
戦う人の背中を押す、苦しみや不安があろうと結果的にこの曲を聴いた方がポジティブな気持ちになれるよう制作しました。
スポーツをやる上では、必ずしも楽しいことばかりではないと思います。辛い練習や厳しい指導で心が折れそうになることもあると思います。それでもずっとやり続けられる理由は、「好きだから」だと僕は考えました。
儚くも力強く、寄り添いながらも頼りがいのある曲になったと思います。
この曲を通してこの夏戦う人の背中をしっかりと押すことができたら幸せに思います。
【有村貴紀(ABCテレビ)プロデューサー コメント】
ある日の『ねぐせ。』のライブで、4人と若いファンが一丸となってライブハウスの空気を爆発させていた光景に衝撃を受け、彼らの哲学とも言える想いをこめた歌詞に魅力を感じました。
曲の作り方や曲の形態など、クリエイティブそのものも多様化していますが、ねぐせ。の楽曲は、高校野球という普遍的なものにストレートにぶつかってくれると思い、応援ソング制作を依頼しました。
勝利、敗北、汗、涙、努力、友情、絆…夏の甲子園のひとつひとつの試合に、色々な人のあらゆる感情が詰め込まれているのを毎年目にしてきています。そんな思いが交錯しながらも、どこか共感できる部分が求められるテーマ曲には、かなり高度な“説得力”が必要になってくると思いますが、それを完璧なまでのメロディと歌詞で表現してくれました。「ずっと好きだから」を制作したねぐせ。には感謝しかありません。
●楽曲情報
ねぐせ。『ずっと好きだから』
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